疲れが溜まって中々スッキリしない時「サウナで汗を流そう!」と張り切って行ってみても、思うように汗が出ないときってありませんか?
同じことをしていても、ダラダラと汗が流れる人や少し肌がしっとりするくらいの汗の量だったりと、人によって汗の出る量が違います。
なぜ同じ空間にいるのに、こんなにも違いがあるのでしょう?
もしかしたらそれは、あなたが汗が出にくい体質になっているのかもしれません。
汗の出にくい人は水分が体内に留まりやすいためむくみやすく、肌トラブルも起きやすくなります。
汗が出にくい人の特徴としては、以下のことが挙げられます。
特徴
- 冷房の使いすぎ
- 水分不足
- 運動不足
- 加齢による基礎代謝の低下を感じている
この条件に当てはまる人は、汗が出にくい体質になっているかもしれませんので注意が必要です。
そんな体質になってしまった方の為に今回は気持ちのいい汗をかくためのコツを、紹介したいと思います。
サウナで汗が出ない理由は?体質によるもの
サウナで汗が出ない理由は、日頃の生活習慣が関係しています。
最近ではどこに行ってもエアコンがついて夏でも涼しい環境が整っていますが、その快適な環境のせいで人間の体は、体温調節の機能が衰えています。
現代人は以下のことが原因で、汗が出にくい体になり日頃から汗をかく習慣がありません。
- 緊張
- ストレス
- 水分不足
- 運動不足
日頃から汗を出していないとサウナに行っても汗が出にくく、汗が出るまでに時間がかかります。
サウナで汗が出ない人必見!汗を出すコツ
それではサウナで汗が出ない人の為に、汗を出やすくする3つのコツをご紹介します。
サウナで汗を出しやすくするコツ
- サウナに入る前に頭と体を洗う
- サウナ前に最低200mlは水を飲む
- 温冷交代浴で代謝を上げる
サウナに入る前に頭と体を洗う
サウナに入るマナーとしても、体をきれいにしてから入ることが大事ですが、体の汗がでるところ(汗腺)についた皮脂や汚れを取り除くことにより、汗が出やすくなります。
つまり簡単にシャワーを浴びたり、簡単に髪の毛をすすいでおくと良いでしょう。
さらに汗を出しやすくするためには、サウナに入る前に一度湯船に浸かり体を温めると発汗作用が高まります。
サウナ前に最低200mlは水を飲む
サウナで汗をかくためには、事前に水を飲みましょう。
汗が出ないという人ほど水を飲んでいない人が多いです。
人間の体はサウナなどで体温が上がると、汗をだして体温を下げようとします。
しかしその元になる水分が不足していると、出す汗がありませんので水分は事前にしっかりと摂っておきましょう。
温冷交代浴をしてみる
温冷交代浴とは、温める、冷やす、温めるを繰り返して行う方法です。
ポイント
- サウナに入る(8分〜12分)
- 水風呂(シャワー)で体を冷やす
- 休憩する
- 1〜3を2、3回繰り返す
サウナの王道な入り方ですが、1回目で汗が出なくても2回目の代謝が上がった状態で再びサウナに入る時に、汗が出ることもあります。
水風呂が苦手なら
サウナで汗が出るメリット
サウナで汗を流すと様々なメリットが得られます。
代表的なものを見て行きましょう。
汗の質が変わる
サウナで定期的に汗を流している人は、汗がサラサラとした気持ちのいい汗をかくことができます。
汗をかく習慣のある人は汗の塩分濃度が低くなるため、ほぼ水に近いようなさらっとした汗になります。
疲れにくい体を手に入れることができる
毎日の家事や仕事の疲れで凝り固まっている身体には乳酸が溜まり、そのまま放置していると慢性的な疲れになっていきます。
乳酸は酸素によって分解され、汗となって排出されます。
サウナに入り通常の2倍近く良くなった血流のおかげで、酸素の摂取量が増え、乳酸の分解が効率的が上がり体の疲れも取れていきます。
よく眠れるようになる
サウナで汗を流すと血液循環が良くなるので、運動した後のような適度な疲労感を得ることができます。
その結果良く眠れるようになり、普段は運動をあまりしない主婦の方や不眠の方におすすめです。
汗が出ない現代人はサウナで汗を出すコツを実践してみよう
サウナに入っても汗が出ないからと我慢して、長く入ればいいというものではありません。
注意ポイント
- 日頃から汗が出やすい体にしておく
- サウナに入る前に体を洗い汗腺をきれいにしておく
- サウナに入る前に200ml以上は水を飲む
- 発汗作用の高い温冷交代浴をしてみる
長時間入れば体にも負担がかかるので、まずはこの4つを試してみましょう。