今回の内容
カナズチを克服したい人第三弾目(クロールでの腕のまわし方)
今回も23年間泳げなかった私が24年目で泳げるようになった方法をご紹介します。
こんな方におすすめのページ
- クロールの腕は、どうやって回すの?
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- 8m泳げたら良い方
このくらいのレベルのあなたは、必見です。
息継ぎができるようになるのはまだ先の話なのでとりあえず今は、正しい泳ぎ方の型を体に覚えさせていきましょう。
前回の記事がまだの方
そもそもどうやって腕を回すのか
まずそもそもどうやって、腕を回したらいいのでしょうか。
私自身泳げないとき「どうやってまわしているんですか?」と泳げる人に聞いたことがあります。
だいたい「え?そのまま笑」みたいな回答が返ってくるのですが…
クロールの腕は基本的に、片腕しか動いていないのです。
なんとなくイメージでは、次から次にぶんぶん回している感じですよね。
水泳というのは伸びている、つまり止まっているときが一番進むときです。
競泳選手を見ても分かる通り、右腕が動いているときは左腕は方の前にまっすぐと伸びてとまっていると思います。
片手ずつ腕を回す、これを頭に入れておいてください。
クロールの練習法(腕のまわし方)
スポーツはやはり実践あるのみです。私が泳げないときに実際にやっていた練習法をご紹介します。
- その場で腕の動きをイメージする
- ビート板を使う
- キャッチアップ
この3つです。
キャッチアップは水泳用語ですが、この後説明します。
それでは、それぞれを詳しく説明していきます。
その場で腕の動きをイメージする
実際に泳ぐ前に腕の動きをイメージしておきましょう。
まずは陸上でイメージ
私たち人間は陸でできないことが、水中でできるはずがありません。
その場で、イメージトレーニングしてみましょう。
まずは右手を大きく回しますが、まっすぐに伸ばしたまま回してみましょう。
曲げた方がやりやすい人もいますが、上手な人はともかく初心者は変にまげてしまうとひじが下がってかっこ悪いんです。
ポイント
この腕をまっすぐする泳ぎ方をストレートアームと言いますが初心者が美しく泳ぐにはおすすめな泳ぎ方です。
このとき腕を回すというよりも肩から大きく回すのが理想的です。左手は自分の肩の延長線上に伸ばしておきます。
左右交互に鏡の前などで練習しましょう。
プールでイメージ
なんとなく陸上でイメージできたら、水の中でも実践してみます。
中腰になり肩まで水につかったら、陸上でやったように左手は肩の延長線上に伸ばし、右腕を大きく回す。
この時、まだ顔は水につけなくてOKです。
おそらく陸でやるよりも、スムーズにできないと思います。
しかしここで何回も練習することが大事で、慣れてきたら水に顔をつけて同じように練習してみましょう。
ビート板を使う
次に、ビート板を使って練習していきます。
まずはビート板の持ち方ですがビート板を縦にして手前のふちに手のひらを置き、親指をビート板の下に入れて固定します。
頭を入れて、足をバタバタし片手ずつ回していきます。
しかしビート板の練習は、正直言ってビート板が邪魔でやりにくいです。
早く言ってよと思うかもしれませんが、数回は練習しておきましょう。
そしてこのステップは早めに卒業して、ビート板なしでの練習を多めにすることをおすすめします。
キャッチアップ
特にこの練習は何度も繰り返し行いこの先泳げるようになってもウォーミングアップや、ウォーミングダウンに取り入れてみてください。
キャッチアップとは
まずキャッチアップとは
- 片腕を回す
- 頭の上で両手をそろえる(足はバタバタ)
- 反対の手を回す
- 頭のうえでそろえる
この動きのことを言います。
最初に、クロールは片腕ずつ回すと話しました。
キャッチアップの『2.頭の上で両手をそろえる』の動作を省き、頭のとこで腕を入れ替えると普通のクロールになります。
しかしいきなりそれをしてしまうと腕をぶんぶん回す泳ぎになってしまうので必ずキャッチアップはマスターしましょう。
キャッチアップの分かりやすい映像がありますので、参考にしてみてください。
すぐにはできないと思いますし、息が苦しくなると思います。
しかし焦らずに、何回も練習してみましょう・
25mで泳ぐのに5回立てば泳ぎ切れるんですから、向こうまで頑張りましょう。
5mでもクロールできているのですから、自信を持って水に慣れるまで何度も何度も繰り返し練習してください。
慣れてきたら片手が入水するときに、反対の腕を回しましょう。
これがスムーズになったら、クロールの完成です。
そして『もう大丈夫!息継ぎができるようになりたい!』と思うまでになったら、このステップはクリアです。
もうあなたは、カナヅチではありませんね!
まずはうまく泳ぐよりもまずは、25m泳ぎ切れるようになりましょう。
腕を回す際に気を付けるポイント・コツ
クロールを泳ぐ際に気を付けるポイントをご紹介しておきます。
- 焦らずにゆっくりと腕を回す
- 体に力は入れない
- 指は閉じる
すぐすぐ出来るようにはなりませんが、泳げない人がやってしまいがちなことです。
焦らずにゆっくりと腕を回す
沈んでしまうのが怖くて、焦って腕を回す人がいます。
まずは、けのびの姿勢を思い出してください。
腕を回さなくても、沈んでいないですよね?
怖いかもしれませんが足をつけば立てますので、プールで溺れることはありません。
コツ
焦らずに大きくゆっくり回しましょう。
体に力は入れない
泳げない人は水の中でかなり力んでしまう人が多いですが、力は抜いてリラックスしましょう。
とは言えなかなか初めからできるはずもなく、がちがちになりますよね。
こればっかりは慣れしかありませんので、今の時点では泳ぐときは力は抜くものと頭の片隅に入れておいてください。
お腹は例外で常に力を入れておきましょう。
指は閉じる
指が開いていると、指の隙間から水が逃げていき水をうまく捉えることができません。
顔を洗う時、指は閉じて手の中に水を溜めますよね?
指は開いているとどうでしょう。
すべて水は落ちていき、手の中に水を溜めることは不可能になります。
泳いでいるときも同じで、指が開いていると手に水が当たらず進みが悪くなってしまいます。
指に力が入りがちですが、体操の手足ぶらぶらのように力を抜きましょう。
注意
指がいたまま泳いでいると開いていることが癖になり付きなかなか治りません。
腕が回れば「泳げない」は克服できている
今回の内容をプールで試すと、5mはクロールできるようになったのではないでしょうか?
人によっては10m泳げた!という人もいるかもしれませんね。
少しでも泳げれば水への恐怖心が薄れてきたかと思いますので、次回は一番の難関「クロールの息継ぎ」を練習していきましょう。
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【クロールの息継ぎのコツ】23年間泳げない私が泳げるようになった方法
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