プールの豆知識

水泳で鼻に水が入ると痛い理由と予防方法

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今回の内容

プールや海で鼻に水が入ると痛くなる理由と予防法のお話

  • 水泳をすると鼻に水が入る
  • しかもそれが痛い!
  • だから水泳嫌い!

 

haru
どれか当てはまりましたか?

 

当てはまるものがあれば今回のお話、必見です。

 

さてなぜ鼻に水が入ると、痛くなるのでしょうか?

 

またどうしたら、鼻に水が入るのを防ぐことができるのでしょうか。

 

haru
鼻に水が入らなければ、もう少しうまく泳ぐ事ができるかも?

 

この記事を読み終わった後すぐにできる、予防策で鼻に水を入れずに水泳を、楽しみましょう。

鼻に水が入ると痛くなる理由

悲しい男の子

まずなぜ鼻に水が入ると痛いのでしょうか?

 

海でもプールでも、どちらの水が入っても痛いですよね。

 

理由としては大きく2つあります。

理由

  1. プールや海水の温度が関係している
  2. 水の塩分濃度が関係している

 

それではそれぞれを詳しくみていきましょう。

プールや海水の温度

鼻に水が入るとツーンとした痛みを感じますよね。

 

人間の体温は約35度〜37度ほどで鼻の粘膜表面も同じくらいの温度なんです。

 

それに比べ室内プールの温度は約30度で、屋外のプールは25度くらいです。

 

鼻の粘膜表面よりもかなり低いことがわかりますね。

 

この温度差のある水が鼻に入ることによって鼻の中がプールや海の水温に合わせて下がっていくと痛みを感じます。

人間の体の塩分濃度と浸透圧

2つ目の原因は浸透圧にあるのですが、浸透圧という言葉を聞いたことがありますか?

浸透圧とは、2種類の濃度が違う水が隣り合わせにあったら、濃度を一定に保とうとして水分が移動する力のことです。

「浸透圧」とはなんですか?|ハテナース

 

haru
一言で言うとわかりやすい!

 

詳しく説明しますと、人間の体は0.9%の塩分濃度で保たれています。

 

海水の塩分濃度は約3.4%、プールの水も塩素などの薬品が使われています。

 

その水が鼻に入ってくると、私たちの体の塩分濃度とは異なるので、体がプールや海水の塩分濃度に合わせようとします。

 

haru
これが浸透圧。先ほどの温度も浸透圧です。

 

0.9%にせっかく保っているのに、それが狂ってしまい海水などの高い塩分濃度に近ずけようとし、正常ではなくなり痛みを感じてしまうのです。

 

鼻水の塩分濃度は、0.9%、鼻水をすすっても痛くないのは塩分濃度に変化がないからなんですね。

鼻に水が入らなくなる方法

プールに浸かる男の子

鼻に水が入って痛くなることは仕方のないことです。

 

しかし水が入らないように予防する方法ならいくつかあります。

呼吸方法をマスターする

呼吸方法マスター!?それができないから困ってるんだ!』て方も多いと思いますが、まずは、息を吸う際に鼻を使うのはやめましょう。

 

吸うときは口です。

 

出来ているようで意外と出来ていないので意識してみて下さい。

 

そして息を吐くときは鼻からぶくぶくと吐きます。

 

これだけで随分と違いますよ。

 

慣れるまで少し時間がかがるかもしれませんが口で吸って鼻で吐く、これができるようになると鼻に水が入ることはほぼなくなるでしょう。

 

陸上で試してみて、実際に水に顔をつけて練習しましょう。

 

haru
子供の時よくやりましたがとても大切な練習です。

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鼻栓をする

鼻栓はちょっとズルいような感じがしますが、ジムのプールではよく見かけます。

 

水着とセットになっているものもありますので、どうしても呼吸方法がマスターできない方は使ってみましょう。

 

注意することは鼻は使えないので息を吐くときも口ですることです。

 

水中で口を少し開けて、息を出しますが慣れていないと当たり前ですがガボガボ水は口に入ってきます。

スピード ノーズクリップ (SD94A50) 水泳

鼻うがいはなぜ痛くない?

鼻水が出る

少し話はそれますが、あなたは鼻うがいをした事がありますか?

 

風邪予防などでする鼻うがい。

 

実際にしたことがある人は分かると思いますが真水ですると痛いんです。

 

鼻うがいで痛くなるのもプールや海水が鼻に入って痛みを感じる原理と、同じなんです。

0.9%食塩水

先ほども少し話しましたが人間の体液は0.9%で保たれています。

 

真水では塩分はほぼ入っていないので、塩を入れると痛くなくなります。

 

作り方は簡単で1ℓの水に9gの塩を入れるだけで作ることができます。

 

注意

いくら塩分濃度が正しくても冷たい水では痛いので、必ずぬるま湯にしてから塩分濃度を調節してください。

鼻うがいのやり方

ついでなので鼻うがいの痛くない方法について、詳しく書いてあるページを見つけてきたので、興味がある方はこちらをどうぞ。

風邪予防におすすめ

水が入って鼻が痛くなるのには理由があった

プール

鼻が痛くなるには理由があるという事が分かりましたが、鼻に水が入るだけで痛すぎて涙まで出てくるのは、私だけでしょうか。

 

鼻栓は個人的に嫌なので、鼻に水が入らないよう呼吸方法を意識して練習していたら、今現在ほとんど入らなくなりました。

 

しかし月に一回くらいでしょうか、たまに入ると痛すぎて涙が出てきます。

 

haru
まだまだ練習が足りないのかもしれません。

 

あなたも呼吸方法をマスターしてプールや海を楽しんでくださいね。

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職業 : 水泳ブロガー&ココナラプラチナランク&ダイエット料理YouTuber 当ブログ管理人haruは23年間カナヅチで泳げなかったのですが、24歳で泳げるようになりマスターズ水泳大会まで出場できるようになりました。 YouTuberではダイエットレシピを紹介中(調理師免許持ち)

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