水泳は手のかき(プル)での、推進力が7~8割を占めると言われています。
特に子供のころから水泳をしている人は、どちらかというとキックの方が得意だったりしますよね。
『プルを向上させればもっと速く泳ぐことができるのに…』と思ったことはないですか?
パドルはもちろん持っている!という方も形の違うパドルを使うと、水のとらえ方が違うので新たな効果が得られるかもしれません。
今回は練習にパドル活用することによって『速く泳げるようになる』おすすめパドルをご紹介します。
水泳の練習道具『パドル』の選び方
まずは速く泳げるようになるためには、どのようパドルを選べばいいのでしょうか?
まずパドルには
- フィンガーパドル(感覚を養うパドル)
- 穴あきパドル(筋力アップ)
- テクニカルパドル(テクニックを磨くときに使うパドル)
- グローブパドル(布でできたパドル)
上記の4種類があります。
速く泳ぐためには水の感覚を養いさらに、単純に筋力アップすることが大切です。
つまりフィンガーパドルか、穴あきパドルを選ぶと良いでしょう。
グローブパドルも筋力アップに向いていますが、どちらかというと水中ウォーキング時などに効果的です。
おすすめの水泳パドル
それでは早速、速く泳げるようになるためのパドルを見ていきましょう。
実際に私が使ってみたときの使いやすさ、そしてテクニックと筋力が向上しそう!という観点から選んでみました。
Soltec‐swim(ソルテック) 水泳用 フィンガーパドル
まずはフィンガーパドルのおすすめからです。
ソルテックのフィンガーパドルは、トップスイマーが多く愛用していることから非常に人気の高いパドルです。
普段泳いでいると、なかなか指先の繊細な部分まで水の感覚を感じることはできませんが、こちらのソルテックのフィンガーパドルをつけて泳げば今まで感じることのできなかった指先の感覚が味わえます。
さらに5本指全てをカバーできるので、かなりおすすめです。
サイズ目安
- M サイズ(一般用)
- S サイズ(一般女性)
- XSサイズ(ジュニア)
Strokemakers ストロークメーカーNEO
ストロークメーカーNEOは、もうすでに持っているという人が多いかもしれません。
穴が無数に開いており、ゴムの付け方次第でトレーニングの効果も変わってきますので今持っているものよりわざと大きい物を選んだり、逆に小さなものを選ぶのもアリです。
現に私のクラブチームのかなり上級者の人は、筋力アップトレーニング時には一番大きなイエローを使いテクニックを磨くときなんかは、ゴムの位置を変えてライトブルーを使っている人がいます。
ストロークメーカーNEOは非常に使いやすくオリンピック選手や有名クラブチームで使うパドルに推奨されるほどなので、まだパドルを持っていない人はこちらを選ぶことをおすすめします。
サイズの目安
- サイズ0(パープル) → ジュニアサイズ
- サイズ0.5(オレンジ) → 小学高学年〜中学生、一般女性
- サイズ1(ライトブルー) → 中学生〜一般男性
- サイズ2(イエロー) → 上級スイマー
asics(アシックス) パドル
こちらのパドルは手の形になっているので、実践的なトレーニングができます。
軽量で浮力も高いので、ストローク調をのばしたい方におすすめです。
さらに軽量なのに、作りが頑丈なので万が一パドルがプールサイドにガンガンと当たっても壊れません。
サイズの目安
- S(ジュニア)
- M(女性)
- L(男性)
ヴォロブレイド パドル
クロールやバタフライを泳ぐときももちろんですが、こちらのヴォロブレイドのパドルは背泳ぎor平泳ぎの選手におすすめです。
横に長いので他のパドルとは、かなり感覚が変わり背泳ぎであれば水を押す感覚がしっかりと身に付きます。
平泳ぎもパドルをつける事により横に開く動作にかなり負荷がかかるので、筋力トレーニングにもってこいです。
縦型のパドルしか使ったことがない、もしくは背泳ぎ平泳ぎの選手はヴォロブレイドを選びましょう。
サイズの目安
- 30(ジュニア)
- 45(女性)
- 60(男性)
アリーナ
手のひらに大きな穴が開いていることから、パドルを付けていても水が当たる感覚を感じることができます。
手の平と穴の間が空いてしまえばそこから水が漏れて、感覚的に軽くなってしまのでしっかりとパドルと手を合せましょう。
ストロークメーカーNEOに形が似ていますので、ストロークメーカーNEOをすでに持っている人は不要かもしれません。
しかしピンクとブラックは、ストロークメーカーNEOにはないカラーなので見た目から入る人はアリーナのこちらのパドルを選ぶと練習が楽しくなるかもしれませんね。
こちらも穴が無数にあるので、練習に合わせて穴にゴムを通しましょう。
パドルでプルを上達させよう
パドルを使えば泳いでいて腕がすごく重く感じてしまうかもしれませんが、のけた後のスカスカ感は何とも言えない絶望感に襲われます。
しかしそれはつまり、パドルでのトレーニングは効果的ということではないでしょうか?
そして筋力アップのために穴あきパドルを持っている人は多いですが、フィンガーパドルは持っていないと言う人も多いです。
フィンガーパドルはテクニック向上にもつながるので、まだ持っていない方はぜひフィンガーパドルも視野に入れてみてくださいね。