4年に一度のスポーツの祭典といえば、そうオリンピックですよね。
オリンピックの中でも水泳はかなり人気が高く、花形競技と言っても過言ではないでしょう。
実際にオリンピック会場で見てみたい競技の上位に入る水泳ですが、その歴史についてご存知ですか?
そしてあなたの記憶に残る日本の水泳選手は、誰でしょうか?
今回は「水泳」という競技について、少し振り返ってみてみましょう。
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水泳オリンピックの歴史
オリンピックの記念すべき第1回目は、1896年にギリシャのアテネで開催されましたが実は競泳は第1回目から開催されていました。
と言っても今のように背泳ぎや平泳ぎといった種目はなく自由形ただ1つで、しかもプールではなく港で開催していたそうです。
男性ばかりの競技でしたが、次第に種目が増え16年後の1912年の第5回のストックホルム大会からは女性も参加可能となりました。
そして平泳ぎが誕生したり背泳ぎが誕生したり、100mや200mといった距離も設定され最後に1956年のメルボルン大会からバタフライが誕生し今の形になったとされています。
実は過去に1度も、オリンピック種目から外れたことのない競技なんです。
競泳の他には
- 陸上
- 体操
- フェンシング
この3種目だけといいますから、その人気ぶりは昔からというとですね。
日本の水泳オリンピックの歴史
オリンピックが発祥する前の日本では競泳はありませんが、「日本古流泳法」という泳法があったため水の中で泳ぐことはかなり古い時代から行われていました。
日本古流泳法とは水辺でも戦えるように訓練したり、馬上水練や立ち泳ぎのまま戦闘ができるうになるための訓練のことです。
そして明治維新以降に外国の文化が取り入れられ、今のような競泳へと徐々に姿を変えていきました。
競泳オリンピックで記憶に残る日本の選手たち
オリンピックであなたの記憶に残る日本人選手は、誰ですか?
おそらくほとんどの方が、この3人の誰かを選ぶのではないでしょうか?
- 北島康介
- 岩崎恭子
- 鈴木大地
北島康介
水泳平泳ぎのレジェンド北島康介は、今や知らない人はいないほどの大スターですよね。
「チョー気持ちいい」との名言は、当時の流行語大賞にも選ばれました。
2004年アテネ五輪で北島康介選手は100m平泳ぎで、ブレンダン・ハンセン選手を破り見事金メダルを獲得しました。
2008年の北京五輪でも「何も言えねえ」との名言を残し、さらに2012年のロンドン五輪では素晴らしいチームプレイで「康介さんを手ぶらで返せない」との素晴らしいチームプレイで、メドレーリレー銀メダルを獲得しました。
岩崎恭子
1992年バルセロナ五輪で平泳ぎ200メートルで、最年少で金メダルを獲得した岩崎恭子選手も記憶に残っていますよね。
今でも最年少記録は破られていないことから、若い世代の人でも一度は映像をみたことがあるのではないでしょうか?
14歳になったばかりの彼女は、周りのスイマーとはかけ離れるほど小さな体でしたがその懸命な泳ぎと力強さは当時の日本人に大きな希望を与えてくれました。
インタービューで語った「今まで生きてきた中で一番幸せ」というのも有名で、なんだかあどけなさが可愛く見えましたよね。
鈴木大地
1988年のソウル五輪で、凄まじいほど長く強烈なバサロキックを放った鈴木大地選手も、記憶に残っている人は多いのではないでしょうか?
予選では体ひとつ分離されていたバーコフ選手を、見事決勝でやぶり日本では競泳界で16年ぶりの金メダルを獲得しました。
オリンピックの花形競技「水泳」の歴史は深かった
オリンピックの花形競技である水泳は、第一回目の開催から1度も、リンピック種目から外れたことのない歴史ある競技でした。
日本人での英雄選手も多く、今後もさらに注目ですね。
ちなみに東京五輪からは、男女混合リレーが初めて起用されるのでかなり楽しみでもあります。
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