こんな方におすすめのページ
- クイックターンがうまくできない
- すぐにできるコツが知りたい
- まっすぐに回れないのはなぜ?
- おすすめの練習方法はある?
クイックターンとは、水泳界では競泳などに主に使われるターンで「くるっ」っとスマートに回る姿は誰もが憧れ、挑戦してみた記憶があるのではないでしょうか?
しかし映像で見るのとは違って、自分でやってみると
このように思った人は、多いと思います。
もしうまく回ることができたとしても、壁が遠くにありすぎて足がたわなかったり苦しくて回れなかったり、さらには鼻にも水が入って非常に痛いですよね。
そんなクイックターンができないあなたのために23年間泳げなかった私が、今や当たり前のようにうまくクイックターンができるようになったコツと練習方法をご紹介します。
目次
【クイックターンのコツ】できない人にまず試してほしいこと
まずはなんとなくは回ることができる人向けに、クイックターンのコツを3つほどご紹介します。
全くできない人はとりあえず、コツは頭に入れるだけにして次にご紹介する練習方法から試してみましょう。
クイックターンのコツ
- 目線はおへそ
- プールの壁の5m手前で加速する
- クイックターンする直前は『気を付けの姿勢』をする
クイックターンするときは常に目線はおへそ
まずクイックターンで回る直前、壁を蹴った後必ずおへそ又は真下の床を見ましょう。
私もそうでしたがどうしても壁への恐怖心で回る直前に、前を向きがちになります。
前を向くと壁への恐怖心はさらに増しますし、何より減速して回りにくくなってしましますので注意しましょう。
そして壁を蹴った後も早く浮き上がりたいという気持ちから、前を向きがちになるので壁を蹴った後もしっかりおへそを見ることがコツです。
注意
おへそを見すぎて、背中が丸まらないように気を付けましょう。
スマートにターンするコツは5mラインで加速すること
クイックターンができない人の特徴として、なにがあったのかプールの壁5m手前で急に減速しそのままターンしようとする傾向にあるようです。
しかし遅いスピードでのクイックターンは、速いスピードのクイックターンに比べて難しいです。
初心者が勢いなしで回ることは、よほどのセンスと筋肉が無いとできないと思います。
怖くても5mラインが見えたら、しっかりと水をかき力強くキックしましょう。
またクイックターンのタイミングを掴むためにも5mラインから自分が何かき(プル)で壁まで行くことができるのかを、普段泳ぐときから意識して泳ぐのが大切になります。
クイックターンする直前は気を付けの姿勢
クイックターンをする直前で焦ったのか腕を回しながらターンする人を見かけますが、しっかりと『気を付け』で姿勢を整えてから回りましょう。
腕を回しながらクイックターンすると体がよれて、まっすぐに回れなくなります。
ちなみに回る直前の最後の1かきはぐっと力を入れて、体を加速させるのがポイントです。
この1かきで、随分とターンしやすくなりますよ。
気を付けしたらとにかくあわてずに落ち着いて、体を倒していきましょう。
動画でそれぞれのコツを確認してみよう
このコツ3つをイメージするために、動画で確認してみましょう。
クイックターンの前後で前は向いていないですし、5m手前で減速もしていないのがお分かり頂けたでしょうか?
そしてしっかりと気を付けして、落ち着いてターンしていましたね。
動画やプールで実際に泳いでいる上手な人を見てイメージし、真似るのも一つのコツかもしれません。
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クイックターンができない人向けの練習方法
それでは『そもそもクイックターンが全くできない!』という方のために、私がクロールで25m泳げるようになったくらいのレベルから挑戦した、クイックターンの練習方法をご紹介します。
もちろんすでにターンできるけど、基礎からもう一度練習したい人にもおすすめです。
クイックターンができない人はまずは補助付きで回ってみる
まずは回る練習として誰かに両手を持ってもらって、その場で回りましょう。
お腹に力を入れておへそを見るのがコツです。
何回かすると、回る感覚が掴めてきます。
もし誰もいないようでしたらビート板でもOKです。
まっすぐ両腕を伸ばし手の平の下にビート板を置いて、ビート板を頼りに回りますが回ったらビート板から手を放してくださいね。
その後『一人で回る』練習方法にチェンジする
次にまだ壁は使わず、何もないところで回ってみましょう。
例えばクロールで『4かき水をかいたら回る』といったような方法です。
注意
前や後ろに、誰もいないことを確認してから練習しましょう。
この練習方法のコツとしては、体が斜めにならないように4かきかいたら気を付けして回ることです。
実際に壁を使ってクイックターンの練習をする
最後は実際に壁を使って、クイックターンの練習をしてみましょう。
25m全て泳ぐのではなく、できれば10mあたりから泳いでみます。
そして5mラインで加速して、先程紹介した
- 目線はおへそ
- プールの壁の5m手前で加速する
- クイックターンする直前は『気を付けの姿勢』をする
この3つのコツを、意識しながら練習していきましょう。
始めは特に壁の位置がつかめず回るタイミングが分かりにくいですが、何度も繰り返し練習することでタイミングは掴めてくるので心配しないでください。
大事なのはタイミングよりも先程のコツを正しく行い、まっすぐとクイックターンができるようになることです。
クイックターンができない人によくある悩み
私自身クイックターンができなかったとき実際に練習してみてると、いくつかの悩みが出できました。
この悩みはクイックターンができない人には、該当するよくある悩みでもあると思うので解決策と原因をご紹介します。
クイックターンするときに鼻に水が入る
鼻に水が入るのは恐らく一番大きな悩みで、一番多い悩みでしょう。
これは回ることに気を取られすぎて、水の中で鼻から息を吐くのを忘れているケースが多いです。
実際に回って壁が足に付き体が上を向くときに入りやすいので、回る前ではなく回っている最中に息を吐くのがコツですよ。
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息が苦しいので最後まで回れない
クイックターンが苦しい方は、ターンする直前の1かきの前必ず息継ぎを入れましょう。
息が苦しいというのは残念ながらコツなどはなく慣れの部分が多いですが、個人的には息を吸いすぎると逆に苦しくなってしまう気がするので軽めに吸います。
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ターンするときに体が曲がる
クイックターンするときに体が曲がる人の多くは、ターンする前に気を付けをしていなかったり頭の位置がおかしい場合があります。
回る時に頭がなじれていないか、周りの人に見てもらいましょう。
前はまっすぐ回れていたのに急に曲がり出した方は、首が原因かもしれません。
さらにそれでも曲がる人はターン後、手で少し水をかいてバランスを整えるのもありかもしれません。
できない人はクイックターンのコツを掴むところから
クイックターンができない人は、うまく回るコツを知らない人が多い印象があります。
壁を恐れずにしっかり今日の3つのコツを1つずつマスターすればきっとあなたも、クイックターンができるようになりますよ。
クイックターンすると速いスピードでターンできるようになるので、せひ挑戦してみてくださいね。
クイックターンのコツのまとめ
- 5mラインで加速し壁の前で気を付けをする
- おへそを見て鼻から水を出す
- お辞儀するイメージで体を倒す
なぜ鼻に水が入ると痛いのか
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