今回の内容
平泳ぎの呼吸なしの泳ぎ方の練習
平泳ぎは手と足のタイミングのバランスが、非常に大事になってくる泳ぎです。
前回までは、平泳ぎのキックと腕の使い方を練習してきました。
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今回は、キックとプルを合わせて泳いでいきます。
息継ぎを取り入れる前に、しっかりとキックとプルのタイミングを習得することによって、正しい平泳ぎができるようになります。
タイミングがバラバラのかっこ悪い平泳ぎにならないように、事前に息継ぎなしで練習していきましょう。
平泳ぎのタイミングのコツ
平泳ぎのタイミングのコツ
- 手と足は一緒に動かさない
- 伸びる時間を作る
- フラットな姿勢を意識する
この3つが、今回のポイントです。
平泳ぎは4泳法の中で、一番水の抵抗を受けやすい泳ぎです。
手と足を緒に動かさないというのは、水泳をしたことがない人は知らない人もいるかもしれません。
足でグーンと進み推進力が無くなりかけたところで、手をかき上体を起こして呼吸する、これが正しい平泳ぎのタイミングなんですね。
上体を起こし、呼吸することはかなり水の抵抗を受けます。
足と手を一緒に動かしてしまえば、足の推進力を呼吸する動作により殺してしまうことになります。
必ず、手と足のタイミングはずらしましょう。
また蹴った跡が一番進む時なので、蹴った後はしっかりとストリームラインで伸びる時間を作りましょう。
ストリームラインのコツ
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そしてストリームラインの時や手をかくときに、腰が反りやすくなるので注意しましょう。
ポイント
蹴って、伸びる、そして手を動かす
分かりやすい動画
実際に平泳ぎを練習してみよう
平泳ぎの練習方法
- 息継ぎなしで練習する
- 顔を少し上げてみる
今回はこの2つだけを、練習してみましょう。
息継ぎなしで練習する
まずはタイミングを、体に叩き込みましょう。
- 壁を蹴ってスタートしたら、キックする。
- ぐーっと伸びる
- ほぼ止まるくらいまで伸びたら手をかく
- 頭をつけたら再びキックする
大げさなくらい、手と足の動作を分けてください。
実際に呼吸の動作が入ると、かなり焦ってしまい手と足の動きが一緒になりやすくなります。
キックと手のコツは【平泳ぎの足・キック】と【平泳ぎの手・腕の使い方】で紹介した通りです。
足だけなら進むのに手をつけるとなんだか減速してしまう気がしますが、とりあえずは手足を別々にすることだけを考えましょう。
顔を少し上げてみる
今度は少し呼吸の練習の予習をしてみましょう。
- 蹴って顔をあげる
- 頭を水に入れたら蹴る
これだけですが、意外と難しいです。
頭が上がらない人は、足を少し下に蹴って下半身をわざと沈めると上体が浮きやすくなりますよ。
動画で確認
手と足のタイミングが同じになってしまう
いくら練習しても、タイミングが同じになってしまう人も多いでしょう。
私も同じになってしまいなかなか平泳ぎは上達しませんでしたが、次のことに気を付けて練習をしていました。
- まずはキックだけでしっかりと伸びる
- 手を前に出すときに早くする
キックの練習時に蹴って伸びる、この伸びる時間をしっかりと作ることによって手をつけた時も手の動作が先行しなくなりました。
キックはキックの練習だけではなく、タイミングの練習も兼ねてすると練習効率が上がりますよ。
そして手の動きですが、合掌して止まることが多かったので、合掌したらすぐに手を前に出すことを意識しました。
そのまま顔をつけてキックして伸びる、の繰り返しでずいぶんタイミングを掴むことができましたよ。
平泳ぎは手と足のタイミングが大事
平泳ぎはかなり独特な動きをするので、得意不得意がかなり別れる泳ぎです。
しかしタイミンングさえ掴んでしまえば、意外と単純だなと気が付くことができる泳ぎでもあります。
今回のまとめ
- 平泳ぎは水の抵抗を受けやすい
- 手と足は一緒に動かさない
- 伸びる時間をしっかりと作る
次回は呼吸をつけて、平泳ぎで25m泳げるよう練習していきましょう。
背泳ぎはこちら
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