【血圧が下がる効果も】高血圧の人はどうやってお風呂に入る？

男性は50代になると、高血圧の人の割合がいきなり高くなると言われています。

社会的責任の大きさやストレス等も関係していますが、会社での飲み会や塩分、カロリーのとりすぎなどで血圧が高めになることが多いです。

高血圧は症状があまり感じられないので、本人が気付かないうちにひどくなっていくこともありますので『健康診断で引っかかって気が付いた』という人も多いのではないでしょうか？

しかし付き合いの飲み会も断ることはできないし、運動する暇もなかなかない人は、お風呂に入る習慣を付けると高血圧が緩和できるかもしれません。

お風呂に入ると言っても温度や時間などで逆効果にもなる場合があるので、今回は高血圧の人におすすめな入浴方法をご紹介したいと思います。

すこし気を付けてお風呂に入るだけなので、誰でも簡単にできますのでぜひ試してみてくださいね。

高血圧にお風呂がおすすめな理由

お風呂は血圧が上がるイメージがありますが、実はぬるめのお湯には血圧を下げる効果があります。

ぬるめのお湯には血管を広げる効果があり、広がった血管は血流をスムーズにしてくれます。

熱いお湯に入った場合は血圧が上がりますが、ぬるめにしただけで血圧が下がるのならば簡単に実践することもが可能ですね。

高血圧の人がお風呂に入る時の注意点

高血圧の人はこの２つの注意点を、必ず頭に入れておいてください。

誤った入り方をすると、逆に血圧を上げてしまします。

血圧を急激に変化させない

高血圧の人は、寒暖差によって起こる血圧の急激な変化に注意が必要です。

急激に血圧が変動すると、心臓や血管に負担がかかります。

冬の寒い季節に入浴中に亡くなる人の約半数は、急激な温度変化で血圧が急上昇によっておこる心筋梗塞によるものです。

温度変化で血圧が急上昇しないように、脱衣所やお風呂場を温めておき、部屋とお風呂場の温度差をなくすことが重要です。

湯船のお湯の温度は熱くしない

熱いお湯が好きな人もいますが、熱いお湯は血圧を上昇させます。

さらに自律神経の交感神経を刺激するので、高血圧の人にはあまりおすすめではありません。

ぬるめのお湯のほうが副交感神経が刺激されて、リラックスできます。

先ほども紹介しましたがおすすめのお湯の温度は 38度～40度ぐらいです。

そして長湯をして、のぼせないように気をつけましょう。

血圧が高くなる原因

そもそもなぜあなたの血圧は、高いのでしょうか？

お酒を飲むことが多い

人間の体はお酒を飲んだ後の1時間～8時間は血圧は下がりますが、その後血圧は上がっていきます。

さらにお酒のおつまみには、塩分が多いものが多いです。

塩分の取りすぎも血圧を上げる原因になるので、濃い味で舌が慣れてしまわないように、日ごろから薄味の習慣をつけておきましょう。

タバコを吸う

たばこを吸うと血圧が上昇し、15分以上その状態が続きます。

たばこの本数が多い人は常に血圧が高い状態になるので、ヘビースモーカーの人は注意が必要です。

またお酒を飲むとタバコの本数も増えるので、お酒とタバコが好きな人はほぼ血圧が高いようです。

運動不足による肥満

肥満も、高血圧の原因になります。

心臓は血液を体のすみずみまで送り届けるために、強い力で血液を送り出しています。

体が大きくなった肥満体質の人には、さらに強い力で血液を送らなければなりませんので血圧が高くなると言われています。

さらに、内蔵脂肪が増えることが血圧が高くなりやすいです。

運動は血液の循環をよくし、血圧を下げる効果がありますのでダイエットも兼ねてウオーキングや水中での運動、サイクリングなどの有酸素運動を毎日の習慣として取り入れると良いですよ。

お風呂の温度次第で高血圧が緩和

お風呂は高血圧の人は入らない方が良いのでは？と思いがちですが、温度や時間などに気を付ければ、むしろ血圧低下に効果的です。

お風呂には血圧以外にも仕事でたまったストレスや、肩や首のコリも解消できる効果がありますので一石二鳥どころではありませんね。

haru

ご一読ありがとうございました。