今回の内容
泳げない人向けの足の使い方
今回も23年間泳げなかった私が、24年目で泳げるようになった方法をご紹介します。
前回の記事は顔はつけることが出来るが浮くことは出来ない人向けに、蹴伸びや姿勢の練習法をご紹介しました。
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泳げるようになる方法【蹴伸び】23年間泳げなかった私がした練習法
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今回は
- 5mくらいならなんとか泳げるかも…。
- クロールの足の使い方がそもそも分からない人
- そもそもカナヅチだ。
という方に、ぴったりのお話となっております。
泳げる人はこちら
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ビート板でのバタ足が進まない?まずは簡単なコツを試してみよう
手をつけて泳ぐときはまだ進むけど、ビート板でバタ足だけになるとなぜか途端に進まなくなる人は多いのではないでしょうか? ...
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ビート板を使って足を動かしてみよう
クロールでのバタ足の練習です。
まずはビート板を使って練習してみます。
- ビート板の使い方を学ぶ
- 実際にビート板を使ってみる
- 足の動かし方を学ぶ
泳ぎの基本はクロールなのでスイミングスクールでも、クロールを始めに教えるスクールが多いそうです。
なかには背泳ぎからというスクールもあるそうですが、おそらくこの記事を読んでいる人は背泳ぎよりもクロールで泳ぎたいと思うのでクロールから始めましょう。
ビート板の使い方
よく子供が、プールサイドを掴んで足をバタバタする練習をしていると思います。
しかし、ジムのプールや学生さんなら授業の自由時間などで、そんな事をしていたら周りの人がびっくりしてしまうのでやめましょう。
そこで、ビート板の出番です!
おそらくどこのプールにもあると思いますので、遠慮なく借りてしまいましょう。
使い方ですが、ビート板は縦に持ちます。
次のようにビート板には様々な持ち方があります。
ビート板の持ち方
- ビート板の先端を持ってビート板に乗るように腕を乗せて顔を上げて使う方法
- ビート板の手前の縁を持ち顔を水につけて使う方法
- ビート板の横の縁を持ち顔を水につけて使う方法
- ビート板の中心部に手のひらを乗せて顔を水につける方法
などたくさんありますが、今回は4つめのビート板の中心部に手のひらを乗せて顔を水につける方法で練習してみましょう。
ビート板を使ってみよう
ビート板の使い方が少し分かったところで、実際に使ってみましょう。
前回の記事で、蹴伸び(浮く)のポイントを話しましたが覚えていますか?
- 力を抜く
- 頭を下げて顎を引くおへそを見る感じ
- 腹筋には力を入れる
この3つをビート板を持っても出来るようにしましょう。
特に2番目の頭を下げて顎を引くおへそを見る感じは、特に気をつけてください。
ビート板を持っていたら頭が上がりがちですが蹴伸びの姿勢のポイント同様、頭は必ず下げて顎を引き、ビート板が逃げないようにしっかりと手の平で抑えてください。
腰が落ちくると思いますが、はじめは仕方ありません。
腹筋に力を入れ、足をバタバタと動かしましょう。
まずは、しっかりビート板に慣れることから始めてほしいので、足の動かし方は気にしないでください。
そしてきっと進まないので、5mおきに足をついていまうと思います。
息も続かないでしょうし、はじめは誰でもそんなもんなのです。
25mが果てしなく遠く感じますがこれを4〜6回するとこのステップはクリアです。
足の使い方(キックのコツ)
ビート板の扱いに少し慣れたら、足の使い方キックのコツをお教えします。
- 太ももから大きく動かす
- 膝はできるだけ曲げない
- 速く泳ごうとしない(力を抜いてリラックス)
注意
この際力づくに水しぶきは立たなくていいです。
速い人がダッシュする時は水しぶきがすごいですが、彼らは上手にキックしながら勢いよくバタバタしています。
上手にキックできない人が、勢いだけでバタバタしてもスムースには進まず、疲れるだけです。
まずはゆっくりと上手にキックすることだけ考えましょう。
ビート板なしでバタ足キック
練習を続けていくうちに、次第にビート板があると泳ぎにくくなるのを感じてくると思います。
ここでレベルアップして、ビート板なしでキックしてみましょう。
やり方は蹴伸びの姿勢に、そのまま足をつけるだけです。
まずは焦らず壁を蹴る
まずは焦らず壁を蹴りましょう。
そして蹴伸びの3つの姿勢を意識します。
- 力を抜く
- 頭を下げて顎を引くおへそを見る感じ
- 腹筋には力を入れる
しっかりと泳ぎの姿勢を作りましょう。
メモ
泳ぎの姿勢のことをストリームラインといいます。
そのまま先ほど練習した、キックを打っていきます。
まずは姿勢が崩れないように、25m立ちながら泳いでみましょう。
慣れてきたら足のポイントも取り入れていきます。
- 太ももから大きく動かす
- 膝はできるだけ曲げない
- 速く泳ごうとしない(力を抜いてリラックス)
ビート板ありの時よりも、水の抵抗が少ないのでスムーズに進むかと思います。
キックの良くある悩みと、解決アドバイス
ここで良くある悩みと、解決アドバイスをまとめてみました。
- 体がグラグラする → 腹筋に力が入っていないからです。
- 足が沈んでしまう → 上手に水を蹴れていないからです。(お尻に力を入れると蹴りやすいです。)
- 腰から沈む → 頭が上がっていると腰から沈みます。
- 進まない → はじめは気にせず一回一回丁寧に蹴りましょう。
- 息が苦しい → 我慢せず立ちましょう
ビート板ありとなしで、何度も何度も練習しましょう。
バタ足のコツは足が沈まないキックをすること
ここまでキックの上手な打ち方を詳しく話しましたが、忘れないで欲しいのは25m泳ぐのに、選手でない限りキックの勢いは必要ないということです。
クロールは手で進みます。
むしろキックはせずに手だけで25m泳いだ方が、息も切れずに楽に泳ぐことができます。
ではなぜ、キックの話を今回したのでしょうか。
それは水の中で足が沈まないように、体を安定させるためです。
先ほどキックなしの手だけで25m泳げると言いましたが、この手だけで泳げるようになるのはまだまだ先の話。
まずは進むためのキックではなく、水の中で沈まないよう体を保つキックを身につけましょう。
次は腕の使い方
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