今回の内容
背泳ぎの泳ぎ方(背泳ぎができない人向け)
私は23年間カナズチでしたが、24歳で泳げるようになりました。
そんな私がどのような練習で泳げるようになったか、背泳ぎが泳げない人向けに、お話していこうと思います。
今回は基本の上を向いた姿勢の取り方の練習方法を、見ていきましょう。
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さらに姿勢改善や体幹がしっかりしてくるなどのメリットも非常にあるおすすめの泳ぎなので、ぜひマスターしていきましょう。
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背泳ぎの基本の泳ぎ方
まずは背泳ぎの基本的な泳ぎ方(今回は姿勢)のコツをお話します。
背泳ぎの基本の姿勢
- 頭はまっすぐに天井(空)を見る
- お腹に力を入れる
- 胸を張る
- お尻に力を入れる(余裕があればでOK)
頭はまっすぐに天井(空)を見る
背泳ぎの姿勢でよくある悪い例が、顎を引きすぎ、もしくは顎を上げすぎてしまっている人です。
顎を引きすぎると、腰が『くの字』に曲がり下半身が沈みやすくなってしまいます。
反対に顎を上げすぎていると、顔に水がかかりますし見た目も非常に悪いので気をつけましょう。
コツ
少し顎を引きながら天井(空)をまっすぐ見る。
お腹に力を入れる
お腹に力を入れることはどの泳ぎにも共通して言えることですが、特に背泳ぎは足が沈みやすいので、お腹に力を入れることは重要なポイントです。
コツ
下腹あたりに力を入れるのが理想です。
実際に泳ぎ始めると必ずと言っていいほどに『足が沈む』という悩みが出てくるので、今のうちにお腹に力を入れる癖をつけておきましょう。
胸を張る
上を向いて泳ぐことは、少し怖いですよね。
その恐怖心から肩が前に出て縮こまってしまいがちですが、しっかりと胸を張りましょう。
また先程話したように顎を引きすぎていると胸を張れないので、頭の位置とセットで意識すると良いです。
お尻に力を入れる(余裕があればでOK)
あまりコツを言いすぎても訳が分からなくなるので『お尻に力を入れる』は余裕があれば意識してみてください。
足が沈みにくくなりますし、次回キックの練習のお話の予習にもなります。
悪い例と良い例
背泳ぎが泳げるようになる練習方法
コツをしっかりとふまえた上で、実際に背泳ぎの姿勢をとる練習をしてみましょう。
あまり難しく考えずに、まずは上を向いて浮くことに慣れていきましょう。
背泳ぎの姿勢の取り方の練習方法
- ビート板を抱えて浮いてみる
- 背中にビート板を入れて浮いてみる
ビート板を抱えて浮いてみる
ラッコになった気分で、ビート板を抱えて浮いてみましょう。
胸を張るのは少し難しいですが、頭の位置はまっすぐできると思います。
足が沈むと思いますが、今の時点ではあまりきにしなくてOKです。
少し足を動かしてみたりと、上向きで浮く感覚を掴んでいきましょう。
背中にビート板入れて浮いてみる
今度は逆に背中にビート板を入れて、浮いてみましょう。
あおむけの姿勢で、腰が浮いている感覚を掴むことができます。
事前にこの2つの練習を何度かやってみて浮く感覚を掴みその後、足の練習に入ると効率よく成長できます。
鼻に水が入る人は
背泳ぎは鼻に入りやすいので、嫌いという人も多いですがまずは少し顎を引いてみましょう。
さらに息を吸うときは口、吐くときは鼻、これができれば鼻に水はまず入りません。
手を回し始めると呼吸のタイミングを気を付ける必要がありますが、今の段階では
- 顎を少し引く
- 息を吸うときは口
- 吐くときは鼻
これを意識してみましょう。
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背泳ぎに挑戦する前に、まずは仰向けの姿勢をマスターしよう
背泳ぎは唯一、あおむけで泳ぐ泳法ですが、クロールのように息継ぎの練習をしなくていいのがメリットです。
このことから一部のスイミングスクールでは、クロールからではなく背泳ぎから教えるスクールもあるほどです。
姿勢さえマスターしてしまえば、人によっては25mあっという間に泳げてしまいますよ。
今回のポイント
- 顎を少し引き天井(空)をまっすぐと見る
- お腹(下腹)に力を入れる
- しっかりと胸を張る
このポイントをしっかりと押さえて、次回はキック(足の使い方)を練習していきましょう。