- プールにはなぜ採暖室やサウナがあるの?
- 採暖室とサウナの違いは?
- 入るタイミングはプールの前?後?
このような疑問に答えます。
どこの屋内プールも大体サウナ、もしくは採暖室が付いていますよね。
サウナと言えば、銭湯などについているイメージが強いと思います。
そして採暖室と呼ばれている部屋はサウナのように暖かいですが、なぜ名前が違うのでしょうか?
この採暖室、もしあなたが通っているプールにあるのであればぜひ活用しましょう。
採暖室を上手く活用することによって水泳でもっとも大きなデメリットでもある、あの水泳後のだるさも解消されるかもしれませんよ。
プールには採暖室やサウナがある理由
プールに採暖室やサウナがある理由は、利用者の体を冷やさないようにするために設置してあります。
とくに市民プールや公共のプールには採暖室があり、ジムなどのプールにはサウナがあります。
サウナはお風呂として扱われるので『公衆浴場』という部類になるのでプールオンリーの施設にあることは珍しいです。
採暖室とサウナの違い
公衆浴場かどうかと言う理由のほかに、採暖室とサウナには大きな違いがあります。
その大きな違いとは、そう温度です。
採暖室→40~50℃
サウナ→90~110℃
採暖室に入ってみると分かると思いますが、サウナほど暑くないのです。
どうやって部屋を暖めているの?
ほとんどの採暖室の部屋の中は、電熱ヒーターで温めています。
その他
- セラミックヒーター
- オイルヒーター
- オンドル式
- 壁や床暖房式
このような機械で、温めている採暖室もあるそうです。
採暖室の活用方法
サウナよりも温度が低い採暖室は、体を温めるために基本的にいつ入ってもOKです。
しかしおすすめは、プール前後どちらも入ることです。
そして採暖室に入る時は、体の水気をしっかりと拭き取ってから入りましょう。
絞って何度も使えるセームタオルで拭くのが、おすすめです。
プール前に採暖室に入るメリット
プール前に採暖室入るメリットとして、暖かい室内でストレッチができるということです。
泳ぐと足がつってしまうという人にはとくにおすすめで、泳ぐ前にストレッチをすることで60%も軽減できるんですよ。
さらに暖かい場所でストレッチをすると、体が普段よりも柔らかくなりやすくなるんです。
私自身ジムのストレッチエリアでストレッチするよりも、サウナなどの温かい場所でストレッチした方が柔らかくなりやすいことを実感しています。
そして水に入った瞬間に『寒い!』と感じにくくもなることから、プールに入る前にストレッチ&体の温めで15分程度入ることをおすすめします。
プール前のストレッチ
プール後に採暖室に入るメリット
水泳後は血行が良くなっていますが、体の表面が冷えている可能性があります。
体の冷えはそのままにしておくと万病の元なので、温めて帰りましょう。
ココがポイント
このときよく使った部分をさらにストレッチやマッサージすることで、疲労物質である乳酸を流す効果が期待できるので疲れやだるさも防止できます。
サウナほど温度が高くないので、汗が出てしまうということもありませんのでぜひ活用してみましょう。
サウナの場合はこちら
ジャグジーも活用しよう
ジムのプールではジャグジーのような、マッサージプールがあります。
正式名称は『ワールプール』と言います。
お風呂よりも温度がぬるい(37〜38度程度)ので泳いだ後に入るとよいですよ。
プール前に入ってもいいですが、プールに入った瞬間がめちゃくちゃ寒いです。
採暖室を活用して体を冷やさないようにしよう
水の中でのスポーツなので、どうしても体の冷えはつきものです。
採暖室は水着でも入れるので、寒いと感じたら無理せず活用しましょう。
今回のまとめ
- 採暖室やサウナは利用者の体を冷やさないようにするために設置してある
- 採暖室とサウナの違いは温度
- 冷えは万病の元